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BASEに個人で出店する方法!匿名配送や特商法の非公開設定を解説

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Leap 編集部
Leap 編集部
海外ビジネスのエキスパートチーム
BASEに個人で出店する方法!匿名配送や特商法の非公開設定を解説

【1分で解説!】BASEは個人でも安心して出店できるのか

副業やハンドメイド作品の販売を考えたとき、多くの人が最初につまずくのが「本名や自宅住所を公開しなければいけないのか」という不安ではないでしょうか。ネットショップの開業というと、法人や個人事業主だけの世界というイメージを持たれがちですが、実際にはBASEを使えば個人でも数分でショップを開設でき、しかも一定の範囲でプライバシーを守りながら運営することが可能です。

結論から言うと、BASEでは特定商取引法に基づく表記のうち「所在地」と「電話番号」を非公開に設定でき、非公開にした場合はBASE株式会社の情報がその代わりに表示される仕組みになっています。加えて、発送時にも「かんたん発送(ヤマト運輸連携)App」を使えば、送り主の氏名・住所・電話番号を伏せたまま商品を届けることができます。ただし、氏名だけはどのような場合でも非公開にはできず、これは消費者保護を目的とした法律上のルールであるため回避することはできません。

この記事では、個人がBASEで出店する際のメリット、特定商取引法の非公開設定の具体的な手順、匿名配送の活用法、そして確定申告における売上管理の注意点まで、副業や個人での物販を検討している方が安心して一歩を踏み出せるよう、実務的な観点から整理して解説します。

個人・副業でBASEに出店するメリット

BASEが個人や副業層に選ばれている理由は、開設のハードルの低さだけではありません。まず、ショップ開設自体は無料で、決済手数料と月額の範囲内で運営できるため、在庫を抱えるリスクを最小限に始められます。ハンドメイド作家や副業でアパレルや雑貨を販売する人にとって、初期費用を抑えられる点は大きな後押しになります。

さらに見逃せないのが、審査や運営体制が「個人での利用」を前提に整えられていることです。区分を「個人」として登録すれば、後述する住所・電話番号の非公開設定を利用できるようになり、法人向けサービスにはない柔軟さが用意されています。会社員が副業でショップを持つケースや、主婦・学生が空いた時間で作品を販売するケースなど、本業や生活の基盤を守りながら物販に挑戦したいというニーズに、BASEの設計思想がうまく合致していると言えるでしょう。

一方で、匿名性を重視するあまり情報公開を極端に絞ってしまうと、購入者からの信頼を損なう可能性もあります。個人での出店であっても、営業時間や配送目安、返品対応の方針などは丁寧に記載し、安心して買い物ができる店構えを意識することが、長期的なファン獲得につながります。

【重要】特定商取引法に基づく表記を非公開にする設定手順

特定商取引法は、通信販売を行う事業者に対して氏名・住所・電話番号などの開示を義務付ける法律です。個人であってもネットショップを運営する以上はこの法律の対象となり、原則としてすべての情報を開示しなければなりません。しかし消費者庁が個人事業者への配慮から見解を示したことを受け、BASEでは区分が「個人」のショップに限り、所在地と連絡先を非公開にできる機能が用意されています。

設定の流れとしては、管理画面の「設定」から「運営に関する情報」に進み、店舗・活動場所の住所と連絡先のそれぞれについて非公開の項目を選択します。非公開にした場合、ショップの特定商取引法に基づく表記にはBASE株式会社の住所と連絡先が代わりに表示される仕組みです。ここで注意したいのは、非公開設定にしていても、入力欄には正確な情報を登録しておく必要があるという点です。これはBASEかんたん決済の審査などに実際の情報が必要となるためで、虚偽の情報を入力すると規約違反につながる恐れがあります。

氏名については、本人確認書類に記載された正式な氏名での登録が必須であり、ひらがな表記やショップ名での代替は認められていません。氏名の非公開ができない理由は明確で、購入者に契約の相手方を明示することが消費者保護の観点から重要とされているためです。プライバシーを完全にゼロにすることはできないという前提を理解した上で、住所と電話番号だけでもリスクを下げられることを、まずは押さえておきましょう。

非公開設定でも情報開示が必要になるケース

非公開設定を利用していても、返品や交換の依頼があった場合には、購入者に対して実際の住所や連絡先を伝えなければならない場面が生じます。また、納品書にはショップの所在地としてBASE株式会社の情報が記載されるため、実務上のやり取りとページ上の表示にズレが生じる可能性がある点も理解しておく必要があります。加えて、後払い決済を利用する取引では、請求書に連絡先として電話番号が記載される仕様になっているため、決済方法によって公開範囲が変わることも覚えておくと安心です。

匿名配送(かんたん発送Appなど)の活用法

特定商取引法上の表記を非公開にできても、実際に商品を発送する段階で送り状に自宅の住所や氏名を書かなければ、プライバシー保護としては不完全です。この課題に対応するのが、ヤマト運輸と連携した拡張機能「かんたん発送(ヤマト運輸連携)App」です。2022年のアップデートにより匿名配送機能が追加され、1商品につき50円(税込)の手数料で、配送ラベルに個人情報を記載せずに商品を発送できるようになりました。特定商取引法の表記で住所を非公開にしているショップでは、この匿名配送がデフォルトで有効になる設計になっており、ページ上の表示と発送時の実務の両面でプライバシーを守れる仕組みが整っています。

ただし、匿名配送を利用していても、購入者から返品の申し出があった場合には、返送先として実際の住所を伝えなければ商品を受け取ってもらえないケースがあります。これを避けたい場合の選択肢としてよく挙げられるのが、バーチャルオフィスの活用です。バーチャルオフィスと契約すれば、自宅とは異なる住所や電話番号を特定商取引法の表記や発送元として利用でき、荷物の受け取りや自宅への転送を代行してもらえるサービスも存在します。BASEでは「NAWABARI」というバーチャルオフィスサービスと連携しており、月額1,100円程度から利用できるプランも用意されています。

さらに事業の規模が大きくなってきた場合には、発送代行サービスの導入も選択肢に入ってきます。発送元の住所そのものを代行会社のものに置き換えることができるため、特定商取引法の非公開設定と組み合わせることで、ページ表示と配送ラベルの両面から自宅住所の露出を防ぐことが可能になります。副業からスタートし、将来的に事業として拡大していくことを見据えているなら、早い段階からこうした選択肢を知っておくことが、無理のない事業成長につながります。

個人の確定申告における売上管理の注意点

BASEでの売上は、副業であっても事業所得または雑所得として申告の対象になり得ます。給与所得者が副業として物販を行っている場合、年間の所得が一定額を超えると確定申告が必要になるため、日々の売上と経費を分けて記録しておくことが欠かせません。BASEの管理画面では売上や入金の履歴を確認できますが、送料や梱包資材、決済手数料といった経費についても、レシートや明細を保管しておくと申告時の集計がスムーズになります。

特に注意したいのは、匿名配送やバーチャルオフィスの利用料も事業に関連する経費として計上できる可能性がある点です。プライバシー保護のための投資が、結果として節税につながるケースもあるため、記帳の段階から「販売活動に付随する費用」として整理しておくことをおすすめします。確定申告に不安がある場合は、早めに税理士や税務署の相談窓口を活用し、個人事業主としての開業届の要否も含めて確認しておくと、事業を軌道に乗せた後に慌てずに済みます。

よくある質問(FAQ)

Q1. BASEで氏名まで完全に非公開にすることはできますか。

A1. できません。特定商取引法では、購入者に契約の相手方を示すために事業者の氏名の記載が義務付けられており、これはBASEに限らず個人でネットショップを運営するすべての事業者に共通するルールです。住所と電話番号は非公開にできますが、氏名だけはどうしても公開されることを前提に、出店の可否を検討することが大切です。

Q2. 匿名配送を使えば、購入者に完全に身元を知られずに商品を届けられますか。

A2. 発送時の送り状については匿名化できますが、返品や交換が発生した場合には返送先の住所を伝える必要が生じる場合があります。また、荷物のサイズや重量によっては配送業者の窓口とのやり取りで情報が必要になることもあるため、匿名配送はあくまで「通常の購入プロセスにおける非公開」を実現する手段だと理解しておくとよいでしょう。

Q3. 副業でBASEを始める場合、開業届は必ず出さなければいけませんか。

A3. 必ずしも即座に必要とは限りませんが、継続的・反復的に販売を行い一定以上の所得が見込まれる場合は、税務上、開業届の提出や確定申告の対象となる可能性があります。判断に迷う場合は、早い段階で税務署や税理士に相談し、副業の規模に応じた対応を確認しておくことをおすすめします。

まとめと気づき

BASEでの個人出店を通して見えてくるのは、「プライバシーを完全に消すことはできないが、リスクは設計次第で大きく減らせる」という現実的な折り合いのつけ方です。所在地と電話番号の非公開設定、そして匿名配送の組み合わせは、消費者保護という法律の要請と、個人が安心して物販を始めたいというニーズの両方を満たすために用意された、いわば現実的な落としどころだといえます。氏名の公開だけはどうしても避けられませんが、それ以外の部分で丁寧にリスクを減らしていけば、副業やハンドメイド販売という小さな一歩を、無理のない形で踏み出すことができるはずです。

こうして個人での物販に慣れ、事業として軌道に乗り始めると、次に見えてくるのが「もっと多くのお客様に届けたい」「海外のファンにも販売してみたい」という新たな目標です。株式会社Leapでは、日本語サイトを翻訳するのではなく、現地の文化や検索習慣に合わせたページをゼロから作成することで、海外市場に本当に届くウェブマーケティングを支援しています。国内での個人販売から一歩先の海外展開まで、事業のフェーズに合わせた情報発信を今後も続けていきますので、ぜひ他の記事もあわせてご覧ください。

参考資料

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