【1分で解説!】BASEの人気ショップに共通する売れるデザインとは
BASEでネットショップを作ろうとするとき、多くの人がまず気になるのが「実際にどんなショップが人気なのか」「どんなデザインなら売れるのか」という点ではないでしょうか。BASEはファッション、カルチャー、フード、インテリア、コスメ、アウトドアなど幅広いカテゴリーで人気ショップの事例を公開しており、これから開設する事業者にとって参考になる情報が豊富にそろっています。本記事では、ジャンル別の代表的なBASEショップ事例、売れているショップのヘッダー・画像・商品一覧デザインに共通するポイント、無料・有料のおすすめテーマ、そして事例から学べるブランディングのコツを解説します。単なるリンク集ではなく「なぜそのデザインが優れているのか」まで踏み込んで紹介します。
ジャンル別に見るBASEの人気ショップ事例
BASEには2025年6月時点で240万を超えるショップが開設されており、ジャンルを問わず幅広い事業者が活用しています。代表的な事例として、コロナ禍の売上減少をきっかけにネットショップを立ち上げた人気ラーメン店「麺屋武蔵」があり、登録の案内に沿って進めるだけで30分程度でショップが完成したといいます。また、エステサロン「totto」が運営するスキンケアブランド「COSIM」は、スマートフォンだけで運営できる手軽さを理由にBASEを選んでいます。
食品ジャンルでは、鹿児島県の地場の焼酎や特産品を扱う「森山酒店」が、焼酎・梅酒・日本酒とカテゴリごとにタブ分けし、顧客が目的の商品を探しやすい設計にしています。アパレル・雑貨系では、レザーバッグを中心に展開する「DUG store」が、商品そのものを際立たせる洗練された見せ方でオリジナルブランドの世界観を表現しています。越境ECの観点では、「apollonstore」が洗練されたビジュアルで海外向けに発信し、海外発送対応や新商品情報をInstagramのストーリーズやハイライトで発信することで、安心感とお店の魅力をバランスよく伝えています。
売れているショップのヘッダー・画像・商品一覧デザインの共通点
事例を横断して見えてくるのは、「ジャンルに合った世界観の一貫性」です。京都生まれのつけ襟専門ブランド「ラ・コルテ」は、つけ襟をまとった少女の写真と商品を整然と並べたレイアウトで、なじみの薄い商品を上品に見せることに成功しています。一方、静岡の老舗茶専門店「鈴和商店」は主張しすぎない落ち着いたデザインで、茶葉や茶器などカテゴリ別のナビゲーションによって顧客が目的の商品にたどり着きやすい設計にしています。
ビジュアル訴求が強い商品では、カップケーキとアイシングクッキーの店「SALLY'S」がピンクを基調に商品写真を大きく多めに配置し、ファーストビューでおすすめ商品へ自然に誘導する導線を作っています。これらの事例に共通するのは、①ターゲット顧客が抱くイメージとデザインのトーンを一致させること、②商品を探す・選ぶ・購入するまでの導線を迷わせないこと、③写真や余白の使い方でブランドの世界観を統一すること、の3点です。海外向けに展開する場合は、これに加えて商品説明や配送条件を多言語で明確に提示することが、初めて訪れる顧客の不安を取り除くうえで重要になります。
事例で使われているおすすめのHTMLテーマ・デザイン機能
BASEのデザイン機能は無料の「オフィシャルテーマ」、クリエイター提供の有料「デザイナーズテーマ」、HTMLで自由に編集できる「HTML編集App」の3パターンに分かれています。初めてショップを作る場合は、テーマを選んでパーツを組み合わせるだけで直感的にデザインできるオフィシャルテーマがおすすめです。
売上を伸ばしたい段階では、有料テーマの活用も検討する価値があります。有料テーマの利用率とショップの売上を分析したところ、売れているショップほど有料テーマの利用率が高い傾向が確認されており、商品数が多いショップには「DEPARTMENT」「Fortune」のようにトップページに多くの商品を表示できるテーマが、商品やストーリーを写真で大きく見せたい場合は「Landscape」「Helsinki」のようなテーマが適しているとされています。さらに凝ったデザインを求める場合は、HTML編集Appを使うことでテンプレートの枠に縛られず、動画埋め込みやレスポンシブ対応まで含めて自由にブランドの世界観を表現できます。
事例から学ぶブランディングのコツ
事例に共通するもう一つのポイントは、「デザインを差別化の武器にしている」という姿勢です。熊本市の焼菓子と珈琲の店「橘屋ベイクショップ」は、実店舗の雰囲気を損なわないシンプルなデザインを採用しつつ、無料のテイクアウトAppを導入して受取時間の指定や事前注文・決済に対応させ、実店舗とECを連携させる工夫をしています。これは、デザインの見た目だけでなく、業態に合わせた機能選定までがブランディングの一部であることを示す好例です。
越境ECを見据える場合は、デザインの世界観に加えて情報の見せ方も重要になります。apollonstoreの事例が示すように、商品説明を日本語と英語の両方で表記し、関税や発送条件についても明確に英語で説明することで、初めて訪れる海外顧客の不安を減らすことができます。デザインの一貫性と情報の透明性、この両輪をそろえることが、ジャンルを問わず「選ばれるショップ」に共通する条件だといえるでしょう。
よくある質問(FAQ)
【質問】BASEでおしゃれなショップを作るのに、必ず有料テーマが必要ですか?
【回答】 必須ではありません。無料のオフィシャルテーマだけでも、テーマを選んでパーツを組み合わせる直感的な操作でデザイン性の高いショップを作ることができます。まずは無料テーマで運営を始め、商品数が増えたりブランドの世界観をより細かく表現したくなったりしたタイミングで有料テーマの導入を検討するのが現実的な進め方です。
【質問】海外向けにBASEショップを作る場合、デザイン面で気をつけることはありますか?
【回答】 デザインの世界観を統一することに加えて、商品説明や発送条件、関税負担の有無などを多言語で明確に提示することが、海外の顧客からの信頼獲得につながります。デザインだけを整えても情報が不足していると購入をためらわれてしまうため、両方をセットで準備することが重要です。
【質問】事例を参考にする際、どんな視点でショップを見ればよいですか?
【回答】 自社と近いジャンル・客層のショップを選び、「トップページの構成」「商品写真の見せ方」「カテゴリ分けの仕方」「スマートフォンでの見え方」の4点を中心にチェックするのがおすすめです。デザインの見た目だけを真似るのではなく、なぜそのレイアウトになっているのか、顧客導線としてどう機能しているのかまで考えることで、自社ショップ構築に活かせるヒントが見つかります。
まとめ:事例に学び、自社らしいショップづくりへ
BASEの人気ショップに共通しているのは、派手な演出よりも「ジャンルやターゲットに合った世界観の一貫性」と「迷わせない導線設計」でした。ラ・コルテや鈴和商店のような専門店らしい落ち着いたデザインから、SALLY'Sのようなビジュアル重視のポップなデザインまで、方向性はさまざまですが、いずれも自社のブランドを正しく伝えるという軸はぶれていません。
海外展開・越境ECを見据える場合は、デザインの完成度に加えて、多言語での情報発信までを一体で設計することが成功の鍵になります。Leapでは、日本語サイトを翻訳するのではなく、現地の顧客に合わせて新しくローカライズしたページを作成することで、デザインと言語の両面から海外市場に適応したウェブマーケティングを支援しています。BASEでの国内販売の実績を土台に、次のステップとして海外展開を検討する際は、ぜひLeapのサービスもあわせてご検討ください。
参考資料・出典一覧
- BASEショップ事例紹介
- 「BASE」のショップのデザインって、どんなことができる?
- 有料テンプレートで、おしゃれなデザインがかんたんに デザイン参考事例3選
- 「BASE デザインマーケット」で、より洗練されたショップデザインへ
- BASEの導入事例まとめ
- BASEショップ事例紹介〈海外からの注文を増やすための3つのポイント〉
- BASEの事例19選|食品・アパレル・雑貨のおすすめサイトを紹介
海外ビジネスに役立つ情報を幅広く発信しています。ぜひ他の記事もご覧ください。