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Autolingual(株式会社Enju)とは?特徴・料金・使い方をWOVN・Shutto翻訳と比較

読了時間: 約 17.362分

Leap 編集部
Leap 編集部
海外ビジネスのエキスパートチーム
Autolingual(株式会社Enju)とは?特徴・料金・使い方をWOVN・Shutto翻訳と比較

【1分で解説!】AutolingualはWebサイト多言語化を最短3分で実現するSaaS

「自社サイトを海外向けに多言語化したいが、開発コストも翻訳費用もかけたくない」——そう感じている海外担当者の方に、近年注目を集めているのが株式会社Enjuが提供するWebサイト多言語化SaaS「Autolingual(オートリンガル)」です。

Autolingualの最大の特長は、既存サイトのheadタグにスクリプトを数行埋め込むだけで、エンジニアの工数ゼロ・最短3分でサイトの多言語化が完了するという導入のシンプルさにあります。対応言語は130言語以上。DeepL・Google Translate・各種LLMを組み合わせた独自のAIハイブリッドアルゴリズムにより、機械翻訳特有のぎこちなさを抑えたネイティブレベルの翻訳品質を実現しています。

料金は月額4,000円のStarterプランから用意されており、初期費用は0円。14日間の無料トライアルも提供されているため、現場の担当者が稟議を通す前に実際の翻訳品質を確認できる点も評価されています。

本記事では、Autolingualの概要・主要機能・料金体系を整理したうえで、競合サービスであるWOVN.io・Shutto翻訳・Myサイト翻訳との違いを比較します。どのサービスが自社に合うかを判断するための実践的な情報をお届けします。

株式会社Enjuとは?Autolingualの開発背景

「Enju 翻訳」で検索した方へ:開発元企業の概要

「Enju 翻訳」や「株式会社Enju」という社名で検索してこの記事にたどり着いた方は、おそらくAutolingualというプロダクトの背景を調べていたのではないでしょうか。

株式会社Enjuは、Webサイト多言語化SaaS「Autolingual」を開発・運営している日本のスタートアップ企業です。日本語サイトの多言語化に特化したSaaSを提供しており、象印マホービン・ゼンリン・明電舎・西鉄グループ・厚生労働省など、大企業・官公庁を含む幅広い組織に採用されています。JALグループのデジタル部門であるJAL Digitalや、不動産賃貸のgoodroomなど、エンドユーザーとの接点が多いBtoC企業での採用実績も目立ちます。

従来の多言語化サービスは「翻訳を外注する業者」と「サイトに実装する開発者」が別々に存在し、サイト更新のたびに両者に発注し直す手間がかかるという課題がありました。株式会社EnjuはそのボトルネックをSaaSで解消することを事業コンセプトに掲げ、翻訳・実装・更新反映のすべてを自動化したAutolingualを開発しました。

Autolingualの3つの核心機能

1. スクリプト埋め込みによる最短3分導入

Autolingualは、翻訳したいページのheadタグ内にスクリプトタグを数行記述するだけで多言語化が完了します。CMSの種類を問わず、WordPressはもちろん、ECサイト・会員制サービス・SaaS製品のUIにも適用可能です。エンジニアへの依頼なしに、マーケティング担当者や海外担当者が独力で実装できる点は、中小企業の現場にとって大きなメリットといえます。

一般的なWebサイトの多言語化では、翻訳作業をする業者とサイトに反映する開発者が分かれており、コンテンツを更新するたびに両者への発注・確認・修正というサイクルが発生します。Autolingualはこの繰り返しの工程を完全に省略し、日本語ページを更新するだけで多言語ページにも自動でリアルタイム反映されます。ニュースリリースや製品情報の頻繁な更新が必要なサイトで特に威力を発揮するでしょう。

2. DeepL・Google Translate・LLMのハイブリッドAIによる翻訳品質

Autolingualの翻訳エンジンはDeepLとGoogle Translateをベースとしつつ、Webサイト特有の表現パターンを学習した独自のAIアルゴリズムを重ねがけしています。単語単位での辞書登録機能により、自社のブランド名・製品名・業界固有の専門用語を正確に翻訳させることも可能です。

機械翻訳だけでは品質に不安を感じる場面に備え、ネイティブ翻訳者による人間チェックオプションも用意されています。企業の顔となるLPや採用ページ、ECサイトの商品説明文など、品質にこだわりたいページだけプロ翻訳を組み合わせるというハイブリッド運用もできます。

象印マホービンのような消費財メーカーが導入事例として紹介されていることからも、製品の説明や使用上の注意といった正確な情報伝達が求められるコンテンツでの利用に耐える品質水準を備えていることが伺えます。

3. ライブエディターと言語別URL(SEOオプション)

管理画面上のライブエディター機能では、翻訳後のページをブラウザでプレビューしながら文言を直接編集できます。特定のフレーズが不自然な場合や、マーケティングメッセージとして調整が必要な箇所を、コードを触ることなくその場で修正できます。

また、オプションとして言語別URLの設定(例:example.com/en/、example.com/zh/)が可能です。Googleをはじめとする検索エンジンは言語別のURLをそれぞれ独立したページとして認識するため、多言語SEOの観点から各言語での検索流入を見込めるようになります。海外からのオーガニック流入を本格的に獲得したい企業にとって、この機能の有無は選定時の重要ポイントとなります。

Autolingualの料金プラン一覧

StarterからBusinessまでのプランとPV・ページ数の上限

Autolingualは初期費用0円、月額課金制のサブスクリプション型で提供されています。以下はBOXIL等の掲載情報をもとに整理した料金の目安です(詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください)。

プラン 月額料金 対応言語数 翻訳ページ数 月間PV上限 辞書登録数
Starter 4,000円〜 最大2言語 30ページまで 30万PV/月 50ワードまで
Lite 18,000円〜 複数言語 拡張 拡張 拡張
Standard 要確認 複数言語 さらに拡張 さらに拡張 さらに拡張
Business 要確認 制限緩和 上位設定 上位設定 上位設定

初期費用は全プラン0円で、14日間の無料トライアルが提供されています。月額5,800円程度から利用開始できるとする情報源もあり、プラン構成は随時アップデートされる可能性があります。正確な最新料金は公式サイト(https://autolingual.io/pricing)での確認を推奨します。

導入コストと運用コストの試算

翻訳会社に外注した場合、1ページあたり数万円〜十数万円の翻訳費用がかかることも珍しくありません。さらにサイト更新のたびに再翻訳・再実装費用が発生します。AutolingualのStarterプランであれば月額4,000円程度で最大30ページ・2言語に対応でき、更新反映も自動化されるため、年間コスト換算では従来の外注モデルと比較して大幅なコスト削減が見込まれます。

WOVN・Shutto翻訳・Myサイト翻訳との比較

主要4サービスの特徴を一覧で整理

Webサイト多言語化SaaSの代表的なサービスを比較すると、それぞれ明確な強みと対象ユーザー層の違いが見えてきます。

比較項目 Autolingual WOVN.io Shutto翻訳 Myサイト翻訳
開発元 株式会社Enju 株式会社WOVN Technologies 株式会社ロゼッタ みらい翻訳
導入方法 スクリプト数行 スクリプト挿入 スクリプト挿入 スクリプト挿入
対応言語数 130言語以上 40言語以上 80言語以上 80言語以上
翻訳エンジン DeepL+Google+独自LLM 独自AI+人間翻訳 独自AI(T-4OO) 独自AI
料金の目安 月額4,000円〜 月額数万円〜 要見積もり 要見積もり
無料トライアル 14日間あり あり あり あり
SEO対応 オプションで言語別URL 標準対応 対応 対応
ネイティブ翻訳 オプションあり あり プロ翻訳連携あり

WOVN.ioとの違い

WOVN.ioは国内のWebサイト多言語化市場でもっとも認知度の高いサービスのひとつで、大企業・グローバル企業への導入実績が豊富です。管理画面の使いやすさや多言語SEOへの対応は業界トップクラスですが、月額料金は中小企業には高めの設定となるケースが多く、ページ数やPV数が増えると費用が急増するという声もあります。Autolingualはそれに対し、よりコストを抑えた月額体系と130言語以上への対応が特長で、予算を抑えつつ多言語展開をスタートさせたい中小企業に向いています。

Shutto翻訳との違い

株式会社ロゼッタが提供するShutto翻訳は、独自開発の産業翻訳AI「T-4OO」を採用しており、製造業や医療・法律など専門性の高い分野での翻訳精度を強みとしています。製造業の海外展開支援に強みを持つサービスとして中堅〜大企業での採用が進んでいますが、料金体系は中小企業には参入障壁が高いケースもあります。Autolingualは専門分野特化よりも、汎用性と導入の手軽さを優先する企業に適しています。

Myサイト翻訳との違い

Myサイト翻訳はみらい翻訳が提供するサービスで、スクリプト導入型の多言語化ツールとして競合します。翻訳品質の高さが評価されている一方、料金や機能の詳細が公開されていないケースも多く、見積もりが必要な場合があります。Autolingualは公式サイトに料金プランが明示されており、意思決定のスピードを重視する担当者には比較検討がしやすい選択肢といえます。

導入事例:どんな企業がAutolingualを使っているか

象印マホービン・ゼンリン・厚生労働省など幅広い採用実績

Autolingualの公式サイトに掲載されている採用企業のロゴから、導入先の多様さが確認できます。

象印マホービン(大阪市)は炊飯器・魔法瓶などの家電メーカーとして国内外に知名度を持ち、インバウンド需要や越境EC対応のために多言語化を進めていると考えられます。メーカーサイトでは製品スペックや使い方の注意事項など正確な情報伝達が求められるため、辞書登録機能と翻訳品質の高さが選定理由になっていると推測されます。

ゼンリン(北九州市)は地図・位置情報サービスの大手で、グローバルな地理情報ビジネスの展開において多言語Webサイトが不可欠です。リアルタイム更新対応のAutolingualは、地図や位置情報といった頻繁にデータが更新されるコンテンツを持つ企業ニーズとも合致します。

厚生労働省のような官公庁での採用は、行政サービスの多言語対応(在留外国人・インバウンド観光客向け情報提供)という文脈で理解できます。セキュリティ要件が厳しい公共機関での採用実績は、サービスの信頼性を示す指標のひとつといえるでしょう。

中小企業の海外担当者にとって重要なのは、こうした実績を持つサービスが月額数千円から試せる点です。大企業と同じ翻訳インフラを、スタートアップや中小企業規模のコストで導入できるというのがAutolingualの訴求ポイントでもあります。

FAQ:Autolingualについてよくある質問

Q1. スクリプトを埋め込むだけで本当に多言語化されるのですか?既存サイトへの影響が心配です

はい、基本的にはheadタグへのスクリプト記述だけで多言語版の表示が可能になります。既存のHTMLやCSSを書き換えるわけではないため、日本語版の表示や動作には影響が出ません。WordPressや独自システムなど、さまざまなプラットフォームに対応しています。ただし動的コンテンツの扱いや特殊なJavaScript実装との相性については、14日間の無料トライアルで実際に動作を確認することをお勧めします。

Q2. 翻訳の品質はWOVNやプロの翻訳会社と比べてどうですか?

Autolingualは、DeepLとGoogle TranslateをベースにWebサイト特有の表現を学習した独自AIを重ねることで、一般的な機械翻訳よりも自然な翻訳を実現しています。固有名詞や専門用語については辞書登録機能で補正が可能です。ただし、法律文書や高精度の医療情報など専門性が非常に高いコンテンツについては、オプションのネイティブ翻訳チェックの利用が推奨されます。WOVN.ioとの品質差は用途・言語ペア・コンテンツ種別によって異なるため、同じページを両サービスのトライアルで比較してみるのが最も確実です。

Q3. SEOへの影響はありますか?英語・中国語などのGoogle検索からも流入を見込めますか?

スクリプト埋め込み型の多言語化は、URLが日本語版と同一のままでは多言語ページをGoogleが独立したページとして認識しない場合があります。Autolingualでは言語別URLを設定できるSEOオプションを提供しており、これを利用することで各言語版が個別のURLを持ち、それぞれ検索インデックスされるようになります。東南アジア・東アジア・北米向けに英語・中国語・タイ語・ベトナム語などでの検索流入を本格的に獲得したい場合は、このオプションの活用を強く推奨します。

まとめ:Autolingualは中小企業の海外展開第一歩として有力な選択肢

Autolingual(株式会社Enju)は、スクリプト数行の埋め込みで既存サイトを最短3分・130言語以上に多言語化できるWebサイト多言語化SaaSです。月額4,000円〜・初期費用0円・14日間無料トライアルというエントリーの低さと、DeepL・Google Translate・LLMを組み合わせた独自AIハイブリッドによる翻訳品質を両立しています。

特に「開発リソースなしで今すぐ多言語サイトを立ち上げたい」「まず東南アジア・アメリカ向けに英語ページを用意したい」「翻訳の更新コストを削減したい」といったニーズを持つ中小企業の海外担当者・経営者には、費用対効果の観点から真剣に検討する価値があります。

一方で、Webサイトの多言語化はあくまでグローバル展開の入口です。翻訳されたページが現地の顧客に「刺さる」コンテンツになっているか、現地の検索エンジンで適切にインデックスされているか、問い合わせや購買につながるCVRが設計されているか——これらは翻訳ツールだけでは解決できない課題です。

株式会社Leapでは、多言語化ツールの活用を含め、現地の顧客視点に立ったローカライズHPの制作から海外マーケティング施策の実行まで、一気通貫で支援しています。「翻訳したはいいが成果につながらない」というお悩みをお持ちの方は、ぜひLeapの海外ビジネス支援サービスもご参照ください。

参考情報

本記事の執筆にあたり、以下の情報源を参照しました。

Leapからのご案内

株式会社Leapは、海外展開を目指す日本の中小企業向けに、多言語Webマーケティングの実践ノウハウを発信しています。Webサイト多言語化ツールの比較・選定から、海外向けLP・ECサイトの制作、現地ローカライズ戦略の立案まで、幅広い情報をブログで提供しています。

海外展開に役立つ情報は以下からご覧ください。

Leap 海外ビジネスマニュアル(ブログ):https://www.leap.site/ja/blog/

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