【1分で解説!】Myサイト翻訳の料金、どのプランが自社に合う?
「Myサイト翻訳の料金が知りたい」「高電社のWebサイト翻訳サービス、実際どこまで使えるのか」——そうした疑問を持って、この記事にたどり着いた方は多いのではないでしょうか。
Myサイト翻訳は、1980年代から翻訳エンジンの開発を続けてきた株式会社高電社が提供するクラウド型のWebサイト翻訳サービスです。最大131言語に対応し、既存サイトのデザインはそのままに、タグを1行追加するだけで多言語化が完了するシンプルさが特徴です。導入実績は1,000サイト以上にのぼり、都内22区の公式サイトでも採用されています。
この記事では、Myサイト翻訳の料金プラン(Starter・Light・Standard・Globalの4種)の詳細、AI翻訳と文法翻訳という2つのエンジンの違い、最短3日で稼働できる導入フロー、くら寿司やオリックス・バファローズなどの実際の導入事例、さらにSEOオプションまでを網羅的に解説します。比較・検討の最終段階にいる方に、すぐ使える情報をお届けします。
高電社とは?35年超の翻訳エンジン開発が生んだ信頼
Myサイト翻訳を正しく評価するには、提供元である株式会社高電社の背景を知っておく必要があります。高電社は1980年代から翻訳エンジンの開発に取り組んできたパイオニア企業であり、翻訳技術の蓄積という点では国内随一の実績を持っています。この35年超にわたる開発経験が、Myサイト翻訳の翻訳品質と多言語対応力の根拠となっています。
現在は東京本社(03-6705-5720)と大阪支社(06-6628-8880)の2拠点体制で事業を展開し、電話・メールによるサポートを平日9時から18時で受け付けています。ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)とISO 9001(品質管理)の両認証を取得しており、情報管理と品質への姿勢が数字で担保されている点は、企業としての信頼性の裏付けになります。
また、専用サーバーが不要なクラウドサービスであることも、中小企業が導入しやすい理由の一つです。自社のITリソースを大きく消費することなく、翻訳インフラを外部に委ねられる安心感があります。
AI翻訳と文法翻訳(ルールベース)——2つのエンジンの違い
Myサイト翻訳が他のWebサイト翻訳ツールと一線を画す大きな特徴の一つが、「AI翻訳」と「文法翻訳(ルールベース)」という2種類の翻訳エンジンを持っている点です。
AI翻訳エンジン
ニューラルネットワークをベースにした翻訳エンジンです。文脈を読み取って自然な文章を生成することが得意で、日常的なビジネスコンテンツや観光・飲食・ECサイトのような一般向けの情報を翻訳する際に適しています。StandardプランとGlobalプランでは、日英翻訳にDeepLエンジンも採用されており、さらに精度の高い翻訳が期待できます。AI翻訳は更新頻度の高いサイトと特に相性が良く、日本語サイトを更新すると同時に多言語ページが自動で同期される仕組みは、運用工数の削減に直結します。
文法翻訳(ルールベース)エンジン
高電社が長年をかけて開発してきた独自の文法規則に基づく翻訳エンジンです。AI翻訳が苦手とする専門用語や固有名詞、法律・医療・製造業などの専門分野のテキストを、より精度高く翻訳できます。月間翻訳文字数に上限がない点も、大量のコンテンツを持つサイトや、テキスト量の読めない運用に向いています。
なお、全プラン共通で1万5千語まで辞書登録が可能です。自社製品名・ブランド名・業界特有の専門用語を事前に登録しておくことで、機械翻訳特有の誤訳リスクを大幅に低減できます。
料金プランを徹底比較——Starter・Light・Standard・Global
Myサイト翻訳の料金体系は、対応言語数と月間翻訳文字数によって4つのプランに分かれています。いずれも初期費用(税込55,000円)が別途必要です。
Starterプラン:年間132,000円(月額11,000円)
1言語のみ対応のエントリープランです。月間翻訳文字数は100万文字で、AI翻訳エンジンを搭載しています。「まずは英語だけ対応したい」「アメリカ向けに1言語から試してみたい」という企業に向いています。翻訳ボタンの設置からスタートし、効果を確認してから言語数を拡充するという段階的な運用が可能です。
Lightプラン:年間297,000円(月額24,750円)
4言語(英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語)に対応したプランです。東南アジア・東アジア・アメリカを主要ターゲットとする中小企業の多くにとって、この4言語をカバーできれば実務上の要件を満たせるケースがほとんどです。月間翻訳文字数はStarter同様100万文字で、AI翻訳エンジンを搭載しています。コストパフォーマンスという観点では、最も選ばれやすいプランといえます。
Standardプラン:年間660,000円(月額55,000円)
10言語に対応し、月間翻訳文字数が400万文字に拡大するプランです。日英翻訳にはDeepLエンジンが追加採用されており、翻訳品質がさらに向上します。更新頻度の高いメディアサイトや大量のSKUを持つECサイト、複数の海外市場を並行して開拓する企業に向いています。言語追加は要相談での対応となります。
Globalプラン:要見積もり
最大131言語に対応する最上位プランです。月間翻訳文字数は400万文字で、DeepLエンジンも搭載されています。多数の言語圏を対象にグローバル展開を進める企業や、観光協会・自治体など多言語対応の幅広さが求められる用途に適しています。
| プラン | 年間料金(税込) | 月額換算 | 対応言語数 | 月間翻訳文字数 | 翻訳エンジン |
|---|---|---|---|---|---|
| Starter | 132,000円 | 11,000円 | 1言語 | 100万文字 | AI翻訳 |
| Light | 297,000円 | 24,750円 | 4言語 | 100万文字 | AI翻訳 |
| Standard | 660,000円 | 55,000円 | 10言語 | 400万文字 | AI翻訳 + DeepL |
| Global | 要見積もり | — | 131言語 | 400万文字 | AI翻訳 + DeepL |
※初期費用として別途55,000円(税込)が必要です。料金は公式サイトにてご確認ください。
最短3日で稼働開始——導入フローの全体像
Myサイト翻訳の大きな強みの一つが、導入のスピードと手軽さです。専用サーバーの構築やシステム改修は一切不要で、既存サイトに翻訳ボタンのタグを設置するだけで多言語化が完了します。
導入の流れは大きく4つのステップで構成されています。まず、ヒアリングと見積もりの段階でサイトの規模・ターゲット言語・運用体制などを確認します。次に、契約とアカウント発行を経て、翻訳ボタン用のスクリプトタグまたはリンクタグのどちらかを既存サイトに1行追加します。最後に動作確認を行い、問題がなければ公開という流れです。
導入方式は「スクリプトタグ方式」と「リンクタグ方式」の2種類から選択可能です。スクリプトタグ方式はJavaScriptを埋め込む一般的な方法、リンクタグ方式はHTMLのlinkタグで連携する方法で、CMSの構成やサイトの技術環境に合わせて柔軟に対応できます。
翻訳エディタ機能・ユーザー辞書登録・画像置換機能・言語切替ウィジェット・レスポンシブ対応・常時SSL対応は全プランの共通機能として提供されており、追加費用なく利用できます。
実際の導入事例——くら寿司・オリックス・バファローズほか
くら寿司株式会社:更新工数50%削減を実現
回転寿司チェーンのくら寿司株式会社は、Myサイト翻訳を導入することで、日本語サイトの更新に連動して外国語ページが自動で更新される運用体制を構築しました。従来は多言語サイトを別途構築・更新する必要があり、そのための工数が課題となっていましたが、Myサイト翻訳の導入後、多言語サイト運営にかかる工数が約50%削減されたとされています。更新のたびに翻訳作業が発生する従来型の運用から脱却できた点が、実務上の大きな成果です。
オリックス・バファローズ:スポーツ情報をリアルタイムで多言語発信
プロ野球球団のオリックス・バファローズは、公式Webサイトの多言語対応にMyサイト翻訳を導入しています。試合結果やイベント情報などタイムリーな発信が求められるスポーツコンテンツにおいて、日本語サイトの更新と連動した自動翻訳の仕組みは特に有効です。国内外のファンに向けて情報を遅延なく届けられる体制を、運用コストを抑えながら実現しています。
住信SBIネット銀行・三菱食品:金融・食品分野への展開
2026年5月時点で、住信SBIネット銀行と三菱食品も導入実績として公式サイトに掲載されています。金融機関や大手食品商社のような、コンプライアンス意識が高く情報管理に慎重な企業が選んでいることは、サービスの信頼性を示す一つの指標といえます。
SEOオプション「MyサイトAI翻訳 for SEO」とは
多言語化したページが検索エンジンに正しくインデックスされなければ、海外からのオーガニック検索流入は期待できません。通常のJavaScriptタグ方式による翻訳は、クライアントサイドレンダリングのため、検索エンジンのクローラーが翻訳コンテンツを認識しにくいという技術的な課題があります。
Myサイト翻訳が提供する「for SEO」オプションは、プロキシサーバーを経由してソースコード自体を翻訳した状態で配信するサーバーサイド翻訳方式を採用しています。これにより、GoogleなどのクローラーがすべてのページをHTMLとして正しく認識できるようになります。
具体的には、example.com/en/ のようなサブディレクトリ構造やサブドメイン構造で多言語URLを生成し、hreflangタグによる言語切替の指定も正しく設定されます。CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を活用した高速配信機能も備えており、海外からのアクセス時の表示速度改善にも寄与します。料金は要見積もりで、観光協会・越境EC・メディアサイトへの導入が特に推奨されています。
よくある質問(FAQ)
Q1:無料トライアルや無料プランはありますか?
無料プランは用意されていませんが、公式サイト上で自社のURLを入力して翻訳精度やサイトとの相性を確認できる「お試し無料翻訳」機能が提供されています。正式な無料トライアルについては、お問い合わせ時に確認することをお勧めします。ITトレンドの掲載情報では無料トライアルあり(要確認)とされています。いずれにせよ、まず資料請求やヒアリングを通じて自社の要件を担当者に伝え、適切なプランを確認するのが最短ルートです。
Q2:月間翻訳文字数の上限を超えた場合はどうなりますか?
公式サイトには超過時の対応についての明記がないため、契約時に担当者へ確認することをお勧めします。文法翻訳(ルールベース)エンジンの旧プランでは月間翻訳文字数が上限なしとされていた経緯があります。コンテンツ量が多いサイトや更新頻度が高いサイトは、Standardプラン以上(400万文字/月)を選んでおくと運用上の安心感があります。
Q3:既存サイトのCMSやシステムとの相性は問題ありませんか?
スクリプトタグ方式・リンクタグ方式の2種類から導入方法を選べるため、WordPressをはじめとする一般的なCMSや静的HTMLサイトへの対応が可能です。GA4やGENIEE SEARCHとの連携実績も確認されています。ただし、サイトの構成や動的コンテンツの仕様によっては個別確認が必要なケースもあるため、ヒアリング段階で技術要件を共有しておくとスムーズです。なお、動的コンテンツへの対応は公式に機能として明記されています。
まとめ:Myサイト翻訳は「翻訳の自動化」に強いサービス
高電社のMyサイト翻訳は、35年超の翻訳エンジン開発という技術的蓄積と、クラウド型サービスの使いやすさを組み合わせた、実績豊富なWebサイト翻訳ツールです。Starterプランの年間132,000円から始められるコスト感、最短3日での稼働開始、1,000サイト以上の導入実績という3点が、比較・検討段階の企業にとって安心材料となるでしょう。
特に、日本語サイトの更新に自動で追従する多言語同期の仕組みは、運用工数の削減に直接効いてきます。くら寿司の工数50%削減という事例が示すように、導入後の運用コストを大幅に抑えられる点は、年商数十億規模の中小企業にとってインパクトのある数字です。
ただし、重要な点として認識しておきたいのは、翻訳ツールは「日本語コンテンツを他言語に変換する」機能であり、現地のユーザーに刺さるコンテンツを最初から設計することとは異なるという点です。東南アジア・東アジア・アメリカといった市場では、文化・消費行動・キーワードがそれぞれ大きく異なります。翻訳でカバーできる範囲と、ローカライズが必要な範囲を見極めることが、海外Webマーケティングの精度を左右します。
多言語化の次のステップとして、現地市場に適応したページを新たに作成することを検討している場合は、Leapの多言語HP作成サービスもぜひ参考にしてみてください。翻訳ツールとローカライズの両方を視野に入れたうえで、自社の海外展開戦略を設計することが、長期的な成果につながります。