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Shopifyの価格・料金プランを徹底比較!手数料や初期費用も解説

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Leap 編集部
Leap 編集部
海外ビジネスのエキスパートチーム
Shopifyの価格・料金プランを徹底比較!手数料や初期費用も解説

【1分で解説!】Shopifyの料金プランと費用の全体像

Shopifyの料金プランは、「Basic」「Grow」「Advanced」「Plus」の4つが主軸です(このほか、簡易販売向けの「Starter」も存在します)。月額費用は年払い時でBasicが3,650円、Growが10,100円、Advancedが44,000円、Plusが368,000円からと、プランが上がるほど月額は高くなる一方、クレジットカードの決済手数料や外部決済サービスへの取引手数料は低下する構造になっています。

初期費用は0円で、まずは3日間の無料トライアルを利用可能。その後は月額150円という特別価格で3か月間試せるキャンペーンも用意されています(2026年6月時点)。プランはいつでも変更できるため、事業の成長に合わせて柔軟にアップグレードできます。

本記事では、各プランの機能と費用を詳細に比較したうえで、「月商〇〇万円なら、どのプランが最もトータルコストを抑えられるか」という損益分岐点のシミュレーションも提示します。ストア構築前の予算計画に役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご確認ください。

Shopifyの料金プランの基本構造を理解する

Shopifyの料金体系を正確に把握するうえで、まず押さえておきたいのは「月額費用だけが費用ではない」という点です。実際にかかるコストは大きく3つに分けられます。月額のサブスクリプション費用、クレジットカード決済時の決済手数料、そしてShopifyペイメント以外の外部決済サービスを利用した場合に発生する取引手数料です。

この3つを合算した「トータルコスト」で比較しなければ、プラン選びで損をするケースが生まれます。月額の安さに引きずられてBasicプランを選び続けた結果、決済手数料の差額分で毎月数万円を余分に支払っている事業者は決して少なくありません。

2024年には日本円での支払いに対応し、為替変動の影響を受けにくくなりました。また2025年4月には、これまで「Shopify」と呼ばれていた中位プランの名称が「Grow」に変更されています。旧プラン名で情報を調べている方は注意してください。

各プランの月額料金と主要機能を比較する

Basicプラン(月額3,650円 ※年払い)

Basicプランは、個人事業主やECを初めて立ち上げる方向けのエントリープランです。月払いの場合は4,850円となりますが、年払いに切り替えると月額3,650円(年額43,800円)となり、年間で約14,400円の節約になります。スタッフアカウントはオーナー1名のみで追加はできないため、複数人でストアを管理する場合には向きません。

Shopifyペイメントを利用した際のクレジットカード手数料は3.55%からで、外部決済サービスを利用した場合は取引手数料として2.0%が別途かかります。商品点数の上限はなく、ストアの外観を整えるためのテーマやSEO設定など基本的な機能は一通り揃っています。月商の目安は500万円程度までとされており、スタートアップや副業規模のストアに適したプランといえます。

Growプラン(月額10,100円 ※年払い)

Growプランは、月払いで13,500円、年払いで10,100円となる中位プランです。Basicに比べてクレジットカード手数料が3.4%からに下がり、外部決済の取引手数料も1.0%に軽減されます。スタッフアカウントは最大5名まで追加でき、チームで運営するストアに向いています。プロフェッショナルレポート機能も利用できるようになるため、売上分析の精度が上がります。

月商577万円を超えたタイミングでBasicからGrowに切り替えると、月額費用の増分よりも決済手数料の削減額が上回り、トータルコストが安くなります(後述のシミュレーション参照)。複数スタッフによる運営を始める段階、あるいは月商が安定して500万円を超えてきた段階での移行を検討してください。

Advancedプラン(月額44,000円 ※年払い)

Advancedプランは、年払い月額44,000円(月払い58,500円)のプランです。クレジットカード手数料は3.25%からに下がり、外部決済の取引手数料は0.6%まで低減されます。スタッフアカウントは15名まで利用でき、外部配送業者によるリアルタイム配送料の取得も可能です。また、地域ごとにストアをカスタマイズできる機能が追加されるため、越境ECや複数市場への展開を本格化させたい事業者には特に有効なプランです。

カスタムレポートも活用できるようになるため、データドリブンな経営を志向する中規模以上のECサイトに向いています。月商2,500万円を超えてきた段階でGrowからの移行を検討するのが実務的な目安です。

Plusプラン(月額368,000円から)

Plusは、大規模EC・D2Cブランド・越境EC本格展開を行う事業者向けのエンタープライズプランで、月額368,000円から(ドル建て契約もあり)となっています。クレジットカード手数料は2.9%からと全プラン中最低水準で、外部決済の取引手数料も0.20%まで圧縮されます。スタッフアカウントは無制限、チェックアウト画面の完全カスタマイズ、B2Bカタログの無制限利用、24時間365日の拡張サポートなど、通常プランとは質的に異なる機能群が提供されます。

ZARAやRed Bull、AllBirdsといったグローバルブランドも採用するShopify Plusは、月商が数千万円を超え、システムのカスタマイズ性やサポート体制に投資できる規模の事業者にとって、本格的な選択肢となります。

初期費用ゼロの仕組みと無料期間の活用法

Shopifyは、ストアを開設するための初期費用が一切かかりません。サーバーの契約やシステム構築に別途費用が発生する自社開発型のECサイトとは異なり、Shopifyは月額サブスクリプションの範囲内でサーバーも含めた環境が提供されます。

現在、Shopifyでは3日間の無料トライアルを実施しており、クレジットカードの登録なしでストアを試すことができます。トライアル後は3か月間を月額150円で利用できるキャンペーンも設けられており、売上が立つ前の立ち上げ期を低コストで乗り越えられる設計になっています。

プランはいつでもアップグレード・ダウングレードが可能です。ただし、年払いを選んだ場合は途中解約による返金が受けられないため、事業の安定度を見極めてから年払いへ切り替えるのが無難です。月商が3〜6か月安定してきた段階で年払いに移行するのが実務的なアプローチといえます。

決済手数料の計算方法と損益分岐点シミュレーション

プラン選びの本質は、月額費用と決済手数料を合わせた「月次トータルコスト」の最適化にあります。ここでは、Shopifyペイメントを使う前提で、月商別のコストを試算します。

月商100万円の場合

Basic:3,650円 + 100万円 × 3.55% = 3,650円 + 35,500円 = 39,150円 Grow:10,100円 + 100万円 × 3.40% = 10,100円 + 34,000円 = 44,100円 → この規模ではBasicが有利

月商577万円の場合(損益分岐点)

Basic:3,650円 + 577万円 × 3.55% = 3,650円 + 204,835円 = 208,485円 Grow:10,100円 + 577万円 × 3.40% = 10,100円 + 196,180円 = 206,280円 → 月商577万円を超えるとGrowの方がわずかにお得になる

月商500万円と月商1,000万円での比較

月商500万円:Basic 181,150円 vs Grow 180,100円(ほぼ同額、Growが微差でお得) 月商1,000万円:Basic 358,650円 vs Grow 350,100円(Growで月額約8,500円の節約)

月商2,500万円を超えると、今度はGrowとAdvancedの損益分岐点が視野に入ります。GrowからAdvancedへの月額差は33,900円(年払い比較)であるのに対し、手数料率の差は0.15%。計算上、月商約2,260万円以上でAdvancedが逆転します。ただし月商2,500万円以上の規模では、Advancedが持つ高度なレポート機能や複数市場対応、外部配送業者との連携といった付加価値も加味すると、プランアップの判断はよりシンプルになります。

さらに月商約9,757万円を超えると、Shopify PlusがAdvancedよりもトータルコストで有利になるとされています。

実例から学ぶ:Shopifyプラン活用の事業者事例

水産加工品の越境ECに挑戦した「カネダイ」(北海道)

北海道の水産加工会社カネダイは、国内ECにとどまらず、Shopifyの多言語・多通貨機能を活用してアジア圏への越境EC展開を実施しました。Advancedプランを選択することで、地域ごとの価格設定やストア表示の最適化が可能となり、国内外の注文を一元管理できる体制を整えました。決済手数料の削減も寄与し、越境EC比率が高まるにつれてプランコストに見合う利益を確保できる構造を実現しています。

D2CブランドとしてのShopify Plus活用:「COHINA」

小柄女性向けのアパレルブランドCOHINA(コヒナ)は、Shopify Plusに移行することで、ライブコマースと自社ECの連携を強化しました。Plusが提供するチェックアウトのカスタマイズ機能を活用し、ライブ配信からの流入ユーザーがスムーズに購入完了できるUXを設計。スタッフアカウントの無制限利用とAPIアクセスの拡張により、自社システムとのデータ連携も実現しています。ブランドとして月商が安定して高水準に達した段階でのShopify Plus移行は、手数料削減とシステム柔軟性の両面で大きな効果をもたらした事例です。

自社に最適なプランの選び方

プランを選ぶ際に確認すべきポイントを整理します。

まず確認するのは「運営体制」です。オーナー1人でストアを回す場合はBasicで十分ですが、複数スタッフが管理画面を操作する必要があればGrow以上が必要です。

次に「月商の見込み」を軸にトータルコストを試算します。先述の損益分岐点シミュレーションを参考に、現在の月商と3〜6か月後の見込みを踏まえて判断してください。スタートアップであればBasicから始めて、売上が安定したタイミングでGrowへ移行するのが定石です。

三つ目のポイントは「Shopifyペイメントを使えるかどうか」です。Shopifyペイメントを利用すると取引手数料が0%になるため、コスト計算が大きく変わります。日本では銀行口座の開設状況や事業形態によって審査が通らないケースもあるため、事前に確認が必要です。

四つ目は「越境EC・グローバル展開の有無」です。海外販売を本格化させたい場合、Advancedプランが持つ「地域ごとのストアカスタマイズ」機能は大きな武器になります。多言語対応や通貨切り替えとあわせて活用することで、現地ユーザーに最適化された購買体験を提供できます。

よくある質問(FAQ)

Q1. Shopifyの無料トライアルはクレジットカードなしで使えますか?

はい、3日間の無料トライアルはクレジットカードの登録不要で利用できます。トライアル期間中はストアの構築や商品登録、デザインのカスタマイズなど一通りの操作を試せますが、実際に顧客へ商品を販売するためにはプランを選択する必要があります。トライアル後の3か月間は月額150円の特別価格が適用されるキャンペーンが設けられており(2026年6月時点)、立ち上げ初期のコストを大幅に抑えられます。

Q2. 月払いと年払い、どちらを選ぶべきですか?

初月から年払いにする必要はありません。まずは月払いでスタートし、ストアの売上と運営スタイルが安定してきた3〜6か月後に年払いへの切り替えを検討するのが実務的です。年払いに切り替えるとBasic・Grow・Advancedの各プランで約25%の割引が適用されますが、年間前払いのため途中解約での返金はありません。売上の季節変動が大きいビジネスや、プランのアップグレードを近く予定している場合は、月払いのまま様子を見る選択も合理的です。

Q3. Shopifyペイメントを使わないと手数料が高くなりますか?

はい、Shopifyペイメント以外の外部決済サービス(PayPal、コンビニ決済など)を利用した場合、プランに応じた取引手数料がShopify側から別途請求されます。Basicで2.0%、Growで1.0%、Advancedで0.6%です(Plusは0.20%)。越境ECでPayPalを使う場合や、国内でコンビニ決済・後払いを導入する場合など、外部決済の比率が高いストアほどこの追加手数料のインパクトが大きくなります。トータルコストの試算では必ずこの手数料を含めて計算してください。

まとめ:プランは「今の月商」と「3か月後の見込み」で選ぶ

Shopifyの料金プランを選ぶ際に最も重要なのは、月額費用だけで判断しないことです。決済手数料や取引手数料を含めたトータルコストで比較することで、自社に最適なプランが見えてきます。

月商577万円未満であればBasicから始め、577万円を超えたタイミングでGrowへ移行する。月商2,500万円前後ではAdvancedの損益分岐点も視野に入れる。越境ECや複数市場展開を本格化させるならAdvanced以上で地域カスタマイズ機能を活用する。こうした判断の軸を持っておくだけで、ストア構築前の予算計画が格段に立てやすくなります。

初期費用ゼロで始められるShopifyは、国内ECの立ち上げにとどまらず、越境ECや多言語対応の入り口としても非常に使いやすいプラットフォームです。まずは無料トライアルから試してみてください。

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海外ビジネスに関する最新情報・実践ノウハウはこちら: https://www.leap.site/ja/blog/

EC運用マニュアル(越境EC・多言語対応含む)はこちら: https://www.leap.site/ja/ec-guide/

参考文献

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