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タイビジネスに役立つ!BOI・TISI・各種業界団体リスト

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Leap 編集部
Leap 編集部
海外ビジネスのエキスパートチーム
タイビジネスに役立つ!BOI・TISI・各種業界団体リスト

【1分で解説!】タイ進出に役立つ公的機関と業界団体

タイ進出には現地の公的機関や業界団体の活用が欠かせません。タイ投資委員会(BOI)では法人税免除などの投資奨励策が得られ、タイ工業規格局(TISI)では製品の品質認証・適合性を担保できます。さらに、ジェトロ・バンコク事務所などの日系支援機関は市場調査や提携先紹介をサポートし、タイ商工会議所やタイ工業連盟(FTI)、在タイ日本人商工会議所(JCC)といった業界団体は情報交換やビジネスマッチングの機会を提供します。中小企業でもこれらの公的リソースを使いこなせば、スムーズに進出準備を進められます。本記事では各機関・団体の概要と活用ポイントを詳しく解説します。

タイ投資委員会(BOI):投資奨励でコスト削減を狙う

タイ投資委員会(Board of Investment)は、外国企業に対して法人税免除や機械輸入関税免除などの「投資奨励」を認める政府機関です。自動車や電機、食品加工といった奨励対象業種で事業を行うと、税制上の優遇措置や人材採用サポートが受けられます。たとえば日系の製造業でもBOIライセンスを取得し、法人税数年分を大幅に免除された事例があります。手続きには事業計画書や資格審査が必要ですが、タイBOIには商工中金から派遣された日本人アドバイザーも在籍しており日本企業向けに相談に応じています。申請が通れば多くの恩恵を受けられるので、中小企業でも進出時に検討したい制度です。

タイ工業規格局(TISI):製品品質・安全の認証

タイ工業規格局(TISI)は、タイ国内で流通する工業製品に対して品質基準(TISマーク)の認証を与える機関です。全ての工業製品が対象で、電化製品や電線、建材、玩具、医療機器など広範な製品がTISI規格に適合している必要があります。TISI認証を取得すると輸出入時の通関がスムーズになり、現地顧客からの信頼も得られます。たとえばヤザキ電線(タイヤザキ)はTIS認証を取得し、品質保証に役立てています。認証手続きには指定試験機関での検査や書類審査が必要ですが、TISIの窓口では申請手順の説明も受けられます。自社製品が認証対象に該当するか、早めに専門家やTISIに確認しておくのが安心です。

その他の政府関連機関:商務省・知的財産局・税関など

BOI・TISI以外にも、タイ商務省(商務省国際貿易局など)やタイ知的財産局(商標登録)、税関部門なども活用先として重要です。たとえば商務省管轄のタイ商工会議所(Board of Trade)では通商交渉情報や事業調査レポートが入手でき、タイ知財局では商標・特許制度の最新情報が得られます。輸出入を行う場合はタイ税関が関税優遇制度を定めており、事前相談で制度活用のアドバイスが受けられます。また、産業振興局や工業省には優良な工業団地(IEAT管轄区)を紹介する窓口もあります。これらの政府機関を連携して使うことで進出コストやリスクを抑え、安定した市場参入が可能となります。

ジェトロ・バンコク事務所など日系支援機関

日本政府系の支援組織も活用価値が高いです。特にジェトロ・バンコク事務所は現地調査や規制相談、ビジネスマッチングを提供する窓口です。具体的には「貿易投資相談」や現地一般経済情報の提供、新規事業展開支援など、幅広い支援メニューが用意されています。たとえば現地市場調査が必要なときはジェトロのミニ調査サービスを利用したり、ジェトロ主催の展示会・商談会に参加して現地代理店を探すのに役立ちます。同様に中小企業基盤整備機構(SMRJ)や東京都中小企業振興公社(Tokyo SME)などのタイ事務所では、中小企業向けの経営相談やマッチング支援を受けられます。これらの支援機関は日本語で相談できる点が大きなメリットです。

タイ主要業界団体リスト

業界団体は業界横断的な情報やネットワークを提供します。タイ商工会議所・商工会議所連合会(Board of Trade)は会員企業の調査・業界動向をまとめており、展示会やセミナーにも協力。民間団体のタイ工業連盟(FTI)は工業系企業を代表し、自動車や電機、食品メーカーなど幅広い会員ネットワークがあります。在タイ日本人商工会議所(JCC)は日系企業約1,600社が参加する組織で、会員相互の情報交換や労務相談など多様なサポートを行っています。また、分野別団体にも注目しましょう。たとえば「タイ自動車部品協会(TAPMA)」「タイIoT協会」「タイ人工知能協会(AIAT)」「タイEV協会」など、各業界の企業が連携する協会があります。食品業界では「タイ食品加工業者協会(TFPA)」や「タイ飲料製造業協会」などが規格調査や輸出支援を行っています。自社の製造・販売する製品に関連する業界団体に参加すれば、最新規制の情報収集やタイ企業との共同開発などの機会が得やすくなります。

FAQ:タイ進出でよくある質問

Q:BOI投資奨励を申請すると具体的に何が得られますか? A:BOI認可を受けると、例えば法人税免除(3~8年程度)や機械設備の輸入関税免除、人材採用時の外国人許可要件緩和などの優遇措置が受けられます。たとえば日系製造業でも多くの企業がBOIを活用して税金負担を抑えています。申請は事前審査がありますが、ジェトロやBOI事務局に相談すれば書類作成のサポートが受けられます。

Q:TISI認証は必ず必要ですか? A:全ての工業製品が対象ですが、実際には製品種別で義務・任意が分かれます。電気製品や建材、食品容器などは安全性確保のためTISIマークが必須になります。たとえば電線メーカーがTISI認証を取得する例があります。自社製品が該当するかどうかはTISIサイトで調べられますし、認証取得すればタイ現地での信頼性が高まります。

Q:ジェトロではどんな相談ができますか? A:ジェトロではタイ市場の調査相談、ビジネスマッチング支援、展示会出展の紹介などが受けられます。現地経済事情の報告を聞いたり、現地有力企業との面会をセッティングしてもらうことも可能です。また、在タイ日本国大使館やJICAとも連携し、幅広い情報ネットワークを活かせます。日本語で専門家に質問できるので、渡航前にサイトの問い合わせ窓口などを活用すると安心です。

まとめ:Leapのサービスで海外展開をさらに加速

以上のように、タイでは政府機関や業界団体が豊富な情報と支援を提供しています。これらの公的リソースを活用することで、中小企業でも着実に事業展開を進められます。ただし、現地での販売促進や多言語コミュニケーションを同時に強化することも重要です。Leapなら、タイ向けに多言語ホームページやSNS投稿の自動翻訳、現地代理店とのマッチング機能などを提供しています。たとえば代理店マッチング機能で信頼できる現地パートナーを見つけたり、多言語コンテンツ制作で自社製品を効率的にPRしたりすることで、上述の公的サポートを最大限に活かせます。タイ進出を検討されている企業は、ぜひ参考情報と合わせてLeapのサービスもご活用ください。

参考資料

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